育児の在り方

創立の昭和五五年から始まって現在では八社の関連会社を作り、社員数も二○○○人を越え、関連会社を入れると七万戸のマンションを管理する会社に成長した。なぜこの会社は成長を続けているのか。それは、本社のある広島の高校野球の強さと似ている。大型選手も有名な選手もいないけれど、よく野球を知っていてミスが少なくそつがない。さらに広島の土地柄として「けち」である。だからマンション住人の立場がわかり、けちだから無駄をはぶいて管理組合の積立金に多くのお金がたまるように指導する。さらにマンション住人の若い奥さんのお腹が大きくなってきたら『育児の在り方』などのテーマで育児講演会を開いたりする。このような心あいま遣いは広島の土地柄によるもので、それに経営者のマンション住人を思う情熱が相侯って合人社を作り上げた。合人社計画研究所には、福井所長の考えを実践する人材がいる。奥隆志常務取締役は人格者であり温厚な人柄である。奥常務は透明にすべての社員を見ている。色をつけることなく奥常務は所長に報告する。会社が成長しているときに一番大切なことをしている。所長の判断が的確なのは奥常務の力による。反対に全社員が奥常務を見て、所長のすべてがわかるように働いている。奥常務は合人社の番頭である。番頭の見本が奥常務である。現在は全国の支店、営業所の激励に走り回っている。赤坂勇一取締役は東京本店長である。見た目は温厚だが、中味は少し違う。激しい情熱のろしの持ち主である。基盤が何もない名古屋で、合人社ここにありと狼煙を上げた。合人社が全国に広がる足掛かりを作った男である。さらに東京に出てきて天下の合人社に仕上げたのである。企画力と頭の良さは合人社一である。田中俊二取締役は大阪支店長で、優しげで涼やかな男である。福岡支店を立ち上げた手腕を福井所長に高く評価され、大阪支店長になった。田中大阪支店長は働くことが大好きな人間である。じっと机に座っていることはない福原祥二取締役は見るからに安心できる人格者であり、管理会社にぴったりの人間である。

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